住居

さてさて、まずは私の住居ですが、家は「マハジェリーン」という地区。
（アラビア語の発音は難しいのでカタカナ表記は私の解釈次第と思ってください。）
「マハジェリーン」には移民という意味があるらしいが、ようするにカシオン山の麓あたりで家は４階建ての１階。隣には食料品屋（日本のよろず屋さん風）、化粧品屋、散髪屋、クリーニング屋とこじんまりした店が揃ってて非常に便利なところです。写真はカシオン山から見たダマス市内ですが、ちょうどこの写真の真下あたり。

麓に住んでるので横道は平ですが、縦道は日本でいう尾道や長崎あたりの急勾配の坂が山の方まで続く。
住みだして約１カ月、生活必需品や食糧なんかの買い物で近所では「変わったヤバニ（日本人）が引っ越してきた」と話しているみたい。エジプトのカイロに住んでたこともあるので少しの単語は分かるが、シリア人の喋るアラビア語と違ったりする。「シューエスモ？（これはなんて言うの？）」を連発するヤバニは最初は面白がってくれるが、最後にはうるさがられる（笑）。それでも坂道を歩いて帰ってきて疲れた顔してると「？？？？（仕事忙しいかったのか？）」みたいに声をかけてくれる。そんな気さくなところが好きでまたアラブの世界に舞い戻ったのかも。

ダマスカス生活の始まり

アッサラーム・アレイコム
この４月（２０１０年）よりシリアの駐在員として首都ダマスカスで単身赴任の生活が始まりました。
いや～、約９年ぶりのダマスですかね。以前はツアーのお供で２、３度来たことはあるんですが、
まさか自分が住むことになろうとは思ってもみませんでした。
アラブの国はカイロに次いで２都市目なんですが、エジプトとまた違った一面を見せてくれています。
観光案内はガイドブックやネット等、情報は他からでも取れると思いますので、
ここでは素のダマスカス生活を書き綴っていきたいと思います。